原動力となっているテーマは、
お客様の不安を取り除くこと。

就活では、資産に関わる不安を取り除くサービスを展開する企業という観点で、証券、保険、投資用不動産業界を中心に探しました。しかしお客様の利益ではなく、企業利益を重視している企業がほとんどだったなか、偶然にもリクルートサイトで見つけた日本財託は「社員自ら不動産投資を行っている」などの情報から興味を惹かれ、迷わず入社を決めました。また管理戸数が増えるにつれて、着実に安定へと向かうストック型のビジネスモデルに、会社基盤の面でも魅力を感じたのです。チームとしての団結力で仕事に取り組む社員が集まりながら、一人ひとりが目標に向かってコミットしている点が素晴らしいです。さらにチーム全員の結束や連帯感を高めるために、「サンクスカード」などの制度を設け、感謝の気持ちでお互いに尊重し合う文化があり、そういった社風も非常に魅力的だと感じました。

関わる方の“不安を取り除きたい”という想いが、私を貫いている人生のテーマであり、仕事を通じてお客様や社会に提供したい価値です。現在所属する部署では、BtoC(一般コンシューマ向け)の営業のため、当社のお客様と直接コミュニケーションをとることができ、売却すべきか、保有を続けるべきか、といった相談を受け、アドバイスを行っています。企業利益を追求する上では「管理戸数の減少を防ぎ、仕入れ・再販を行うことで利益を確保する」ことが求められますが、それだけでなく「お客様はなぜ売却を考えているのか、売却することで、どのような不安を取り除き、またどのような願いを叶えたいのか」といったオーナー様それぞれの背景やニーズを汲み取り、企業、オーナー様双方にとっての最適解を提案できるようになりたいと考えています。

入社２年目まで所属していた仕入開発課。総計100件近い物件の仕入れ活動を行いましたが、中でも東京駅に近い超人気物件を仕入れた時の出来事が強烈に残っています。私が仕入れ、販売側の営業担当がお客様に紹介したところ、お客様が実際に現地まで赴いて物件の確認をすることになり、その際に「仕入れ担当の方も同席してほしい」との依頼を受けました。不動産の仕入れから販売物件としての商品化までが業務の私は、購入するお客様がどんな想いで検討し、決断するかはわかっていませんでした。そこで検討中のお客様、販売側の営業担当と三者で現地に赴き、仕入れ担当としての見解を説明したところ、その場で購入の意思表示をいただきました。自ら仕入れた物件が実際にお客様に選ばれる場面に直接立ち会ったことは、仕入れ営業に対する責任感を大きく刺激する出来事となりました。